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器官形成ダイナミクス研究室

生殖器は、男女間で形態的にそして機能的に大きく異なる器官です。このような違い(性差)は、病気の罹患率や増悪化など我々の身の回りに多く存在します。性差は、どのように形成されるのか。​ 我々は生殖器研究から性差形成に必要なエッセンスを理解し、性差に立脚した創薬への応用を目指します。

 

生殖器官は、男性ホルモン(アンドロゲン)の作用により顕著な性差を形成します。これまでの研究から、性差形成に不可欠な遺伝子やその働きを明らかにしてきました。

 

生殖器の性差形成に関わる遺伝子を同定してきた結果、痛みの制御に関わる遺伝子が多いことに気付きました。痛みは、性差がある病態です。

我々は、これまで培ってきた性差形成研究基盤を活用し、新規疼痛治療薬の開発を目指した橋渡し研究を展開しています。


研究の詳細

https://www.bt.yamanashi.ac.jp/staff/3154//